スタッフブログ・家づくりコラム
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2018.11.22
手に入れたい注文住宅と知っておきたい失敗例
注文住宅のメリット 注文住宅を建てるというのは、多くの人の夢であり人生においても大きなイベントの一つだと言えます。実際に建てるとなれば多少の時間を要してでも、自分達の希望と要望を取り入れた家に住みたいものです。リビングは明るく吹き抜けにしたい、キッチンを広くしたい、耐震性の高い家にしたいなどの要望が叶う家づくりが理想といえます。 注文住宅の場合、実際に住むまでには日数はかかりますが、家族の希望にハウスメーカーなどは真剣に対応しますので、希望にかなった家ができると言えます。 また、建築材料を自由に選択することができます。妥協したくない箇所には十分にお金をかけ、特にこだわりのない箇所にはあまりお金をかけずに費用をうまく割り当てることも可能です。また、建設途中の現場へ行って、大工の棟梁にいろいろと質問をすることもできます。現場を確かめることができるのもメリットと言えます。 他に利点として、いちから自分たちで計画するものなので、外観、内装のデザインなどに自分達の希望と要望を働き掛けることが可能です。間取りなどに自分達の気持ちを反映させて理想的な家を建てることが可能です。また、よく吟味して建築してもらうといずれ来るリフォームも行いやすくなります。 マイホームを建てることは、人生に影響を及ぼすような大事なことです。全てをハウスメーカーなどに委ねたりせずに自分達の希望と要望をきちんと伝えて理想的な家にしたいものです。その理想的な家で、楽しく豊かな生活を送るのが望ましいことです。 また、将来二世帯住宅にしたいという希望があれば、一層のこと注文住宅が望ましいです。少子化、高齢化社会と言われて久しいですが、子ども部屋を造るとか親の介護の必要性が生じた場合、同じ屋根の下に住むことを想定して家を建てられるというメリットがあります。 家を建てるなら注文住宅で 自宅を造るには、個々の家庭の物語があります。現実に身を持って味わう課題、理想的だと思っていた設計の長所や短所、新しい設備や装置に対しての知識が足りていなかったり、様々な光景に出くわすこともあります。それによって部分的に計画の手直しや、場合によっては断念してしまう部分があるかもしれません。 とはいえ、住宅を建てる面白さは他のことでは得られないほどの達成感があります。そして二世帯住宅にするためや、生活様式が変わってもリフォームや増築で対応できることは、注文住宅ならではの長所です。 また、家づくりには昼間は日光がたくさん入る家にしたい、居間を大きくして家族の団らんを大事にしたい、子どもが遊べるような大きな庭が欲しいといった何か一つでも自分たちの要点となるテーマを決めることが大事です。テーマが明確であると計画がまとまりやすくなります。自分達が住む家なので、希望や要望を大事にして理想的な家にしたいものです。尊重すべきは、その家で生活をする自分達を想像してみることです。家の外観や上質さなどに重点を置いた計画だけが先走ってしまいがちですが、そこに住む自分達とその生活を思い描くことが大事です。また、こだわりやどうしても譲れない要望があればきちんと意思表示をして伝え、周りの情報などに振り回されないことも大事です。完成度が低かったりしたら、手間をかけて家を建てても、住み始めてからストレスがたまっていく可能性も考えられます。 ハウスメーカーや工務店などとは、住宅竣工後も付き合いは続きます。リフォームをしたい場合などは、家を建ててもらった業者の方が安心感があります。 注文住宅の失敗例 注文住宅は、家族の希望を取り入れることができて良いのですが、分譲住宅と比較しても高額な買い物です。家族の希望、要望を全部満たすとなると、見積額は比例して高くなります。場合によっては当初の想像を上回る住宅ローンとなるかもしれません。 注文住宅では、返済ローンは30年くらいが多いです。購入した時の年齢によっては、定年退職後もローンを返済していくことが考えられます。また、東日本大震災のような大きな天災があった場合、液状化現象がおこってリフォームの際に予期せぬ出費がかさんだ失敗例があります。この住宅を建築した会社は、液状化における震災保険には入っていなかったとのことです。 さらに、将来的にリストラや病気でローン計画が崩れることも考えられます。そうではない場合でも日々の生活費を少なく抑えたり、貯金を徐々に減らしていく質素な生活になる可能性もあります。生活費を切り詰めて返済できると考えるローンはリスクを伴いますので、きちんと人生設計を立てて、ゆとりを持って返済できる範囲でローンは組みたいものです。低コスト住宅と言っても、実のところはそれほど特別に安くなく、建築工法や建材も他の会社でもできるものもあります。 また、間取りには自分たちの意見を取り入れたが、外観が今風ではなく格好が良くなかったという失敗例もあります。さらに、リビングを空間の広い吹き抜けにして日中は日差しも入り、とても快適な注文住宅を購入した方がいます。しかし、思わぬ展開になったのは、広い吹き抜けによる想像以上の寒さでした。そうならないように、事前に家の気密性を高め、日中の暖かい空気や、暖房で暖かくした熱を保てるようにすることが大切です。リビングを吹き抜けにするのなら、断熱方法をもっと良くしておくべきだったという、このような失敗例もあります。 -
2018.11.22
失敗しない注文住宅を建てるために必要なこと
注文住宅のメリットとデメリット 家を建てることは、人生最大の買い物といわれています。だからこそ、自分の満足度が高い理想の家を建てようと思うのは当然のことです。そのため必然的に建売住宅ではなく、注文住宅を選択する人は多くなります。注文住宅をお考えの方のために、注文住宅のメリットとデメリットを紹介していきます。注文住宅のメリットとして挙げられるのが、自由度が高いことです。外観のデザインから各フロアの間取り、設備や工法などあらゆる要望を自由に選択することが出来ます。また設計してから建築するため、建築過程も逐一チェックでき、工事管理者へいろいろと質問できるのも大きな魅力です。予算に合わせて自分で、追加する部分と削る部分を選べるのも自由度が高い証拠です。二世帯住宅も建売住宅での販売数が少ないため、注文住宅が中心となります。自由度の高さが一番のメリットなので、自分の家を建てた満足感や充実感は大きいはずです。 次にデメリットですが、入居までとにかく時間がかかることです。これは致し方ない部分でもありますが、どうしても自分の理想を、設計の段階から話を詰めることになるので、時間がかかってしまいます。また土地の有無によってもかかる時間が、大きく変わってきます。もし土地が無ければ家の設計と、別に土地探しから始めなければいけないため、場所によってはハウスメーカーとは別の業者との打ち合わせや契約も必要となってきます。どうしてもこだわりを重視してしまうことが多いため、建売住宅と比べて費用面が高くつくことが多いです。主なメリット、デメリットを挙げて紹介しましたが、平成24年度の国土交通省の調べによると、持ち家比率の約7割が注文住宅とのことです。 注文住宅の失敗例 注文住宅を建てるにあたってどんな失敗があるのかを、幾つかの例を挙げながら紹介していきます。 最初に挙げられるのが、自由度の高さから来る要望とこだわりの多さが引き起こす予算オーバーです。注文住宅だからこそのこだわりは、必ずあるものですが、それが予算オーバーにつながり、結果的に犠牲になる箇所が多く生まれ、アンバランスな設計になりがちです。次に挙げられるのが、何よりも自分の考えを優先させてしまい、本来あるべき居住性を損なってしまうことです。設計の段階でプロの設計士からもいろいろなアドバイスがありますが、それに耳を傾けずに自分の要望だけを通してしまうと招いてしまう結果です。例えば、部屋を広くしたいあまりに、収納スペースを必要以上に削ってしまった。その結果、収納タンスなどを多く置かなければいけなくなり、想定していた広さを確保することができなくなった。開放感を重視して、1階から2階を吹き抜けにしたが、冷暖房が効きづらく快適性に欠けてしまった。コンセントやTV、LANの場所をあらかじめ決めておかなかったために、家電製品のケーブルが長くなってしまい、不便な場所にしか家電製品が置けなくなるなどがあります。 ほかにも家を建てるために新たに土地を購入したにも関わらず、その地域の条例などによって、自分の理想とする住宅が建てられず、設計を変更しなければいけなくなった。どれも実際にある話ばかりで、決して他人事ではありません。では、失敗しないためには、一体どのようなことに気をつけなければいけないのかを次に紹介します。 失敗しないために必要なこととは 昔から、家は三度建てなければ満足がいかないといわれていますが、実際に三度も建て直すとなると、時間も費用も途方も無くかかってしまいます。だからこそ最初から極力、失敗しないよう準備を怠らないようにしなければいけません。では、実際にどのようなことを心がけなければいけないのかを代表的な3点紹介します。 まず1点目は、こだわりを絞ることです。どうしてもいろいろなこだわりを持ってしまうのは仕方のないことですが、前述したようにこだわりの結果、犠牲になる部分がかなり出てきます。更にこだわりが多いほど、図面が難しくなり時間もかかってしまいます。そのため、長く住む家のバランスを重視して考えて、こだわりを絞ることが大切です。 次に2点目は、標準仕様の現物を見ることです。住宅展示場へ行くと、最新の設備が綺麗にたくさん展示してあります。その中からキッチンまわりや浴槽などの設備を選ぶことが多いと思います。ただ、住宅展示場には、最上級クラスの設備が、展示されていることが多く、そればかりを選択していると予算オーバーになりがちです。そのため、ハウスメーカーなどの業者へ相談し、カタログなどから標準ランクの設備を確認し、可能であれば現物を見せてもらうことが必要です。 最後の3点目は、専門家の意見に耳を傾けることです。経験豊富な専門家の意見は、時として私たちの期待を超える提案をしてくれることがあります。以上、代表的な3点を紹介しましたが、ここに挙げたものを少しでも意識していただくことによって、より満足度の高い住宅になるはずです。 -
2018.11.22
岡崎の注文住宅の特徴と利点
岡崎市の特徴 岡崎は愛知県にある地域で、愛知県のほぼ中央に位置している市でもあります。土地柄としては、八丁味噌の産地としても知られ、森もありレジャースポーツなども楽しめる地域となっています。歴史的にみてもとても意味のある土地でもあり、この地で徳川家康が誕生した地としても有名です。岡崎市は公園も城もあり、子供にとっては環境のいい場所といえるかもしれません。 愛知県には岡崎を含めた地域密着型の注文住宅がいくつかあります。こうした地域密着の注文住宅会社は、その地域の特徴や気候などを把握しているため、その地域にあった家を造ることが可能です。注文住宅はある程度、顧客の希望にそった家を建築してもらうことが可能です。特に愛知県の気候の特徴としては、夏は暑く30℃を超えることもあります。そうした猛暑の中でも快適に暮らせる家が求められます。特に開放感のある家は人気が高いです。 また、滅多に雪が降ることはないので、テラスやバルコニーにソファーやブランコなどを設置することも可能です。多くの建築会社では土地探しから設計、建築までを行ってくれます。地域的にも雨が少ないため家に大きな窓を設計の一部として加え、その大きな窓から太陽の日差しが入ってくるように設計する顧客も多くいます。日差しを家に多く取り込むことで、節電することも可能になります。愛知県は太陽光発電の発電量が全国でも10位以内と各家庭の太陽光パネル導入率が高い地域ともいえます。 注文住宅の利点 岡崎市の注文住宅は広々とした物件が多く、樹を生かした住宅も多くあります。家族で暮らす人も多い地域なので、子ども部屋や書斎など室内が独特なデザインの物件もあります。特にこの地域の住宅は、ガラス張り住宅も多く、室内は別荘のように感じられる住宅もいくつかあります。また、天井を吹きぬけにして光を取り込む住宅も人気があります。中庭のある家もあり、他の地域とは違った高級感も味わうことができます。室内に和室を設ける家庭も多いです。岡崎の注文住宅に限らず注文住宅のメリットとして、和室はこの部屋の隣、寝室とトイレは2階に設置したいなどある程度、自分の思い描いた間取りを室内に取り入れることができます。 また、マンションなどとは違い、予算の範囲内で家を造ることも可能となっていて、その人の状況に応じてベストな家を造ることができるということです。すでに出来上がっている住宅の場合、建築年数や間取りなどすでに決まっており変えることはできず、住宅購入者自身がその住宅がどのような過程でできたのかみることができません。ですが、オーダーメイド住宅の場合、住宅建築過程を購入者自身の目で確かめることができます。 また、リノベーションを行うこともでき、老後にバリアフリーにリノベーションするということも可能です。オーダーメイドの家は庭や遊び場なども設けやすいという特徴があります。しかし、あまりにも間取りや部屋数にこだわりすぎてしまうと予算範囲以内で建築することが難しくなってしまうこともあるため、予算と理想に合った住宅建築を前提として考えるといいかも知れません。オーダーメイド住宅はこだわりすぎてしまうとその分建築するのに時間がかかってしまうので注意が必要です。 土地探しの大切さ 注文住宅を建築する際に重要になってくるのが、家を建てるための土地です。土地の広さによって住宅内部の広さが決まってしまうといっても過言ではありません。岡崎市で住宅用として売られている土地の中には、駅から近い土地や、広い土地などさまざまです。住宅を造る際に土地の値段と住宅建築値段を分けておくと住宅を建築するのに金額が足りなかったというトラブルも防ぐことが可能となります。また、家を建築し終わった後の環境を考えて購入することも大切です。例えば家族で暮らす予定なら、子どもが遊べるよう徒歩で行くことのできる公園があることや、1人暮らしの場合近くにコンビニがある方がいいなど、その家に住む人によって、家を建てるからには最低限これはあって欲しいという条件があります。こうした個人の譲れない環境条件も土地選びの際に重要になってきます。 そして環境も大事ですが、土地の地盤も大事になってきます。地盤によっては給水管の工事をしなくてはならない場合もあり、土地の金額に給水工事の費用が上乗せされて請求されることもあるため、そういった場合は予算をオーバーしてしまうことも少なくありません。そのため、家の間取りを考えるときよりも土地選びは慎重にする必要があります。もちろん環境や地盤以外にも土地の広さや値段などさまざまなことを考えながら土地選びをするのも大切です。 注文住宅は一生に1度の大きな買い物といえます。長く住み続けるためにも快適で過ごしやすい住宅を造ることが重要です。長く快適に過ごすためには、その街で暮らす人の生活水準と環境がマッチしいていなければ成り立ちません。そういった意味でも家を建てる際は、環境と土地選びが大事になってきます。 -
2018.11.22
蟹江町を知り尽くした企業が造る注文住宅
特定地域に密着した企業が存在する 注文住宅の販売実績が多く、十分全国展開を狙っていけるような企業にも関わらず、特定地域だけをターゲットに注文住宅を造り続けている企業が存在します。理由として、多くの都市に手を広げてしまうと、細かな所にまで目が行き届かなくなり、注文住宅を建てる際に、顧客とのコミュニケーションが取りにくくなる、注文住宅が完成した後のアフターケアがおろそかになってしまうということが挙げられます。このような企業は、自社が関わった注文住宅に責任を持つために、あえて特定地域に留まり続け、注文住宅を造り続けています。 蟹江町にもそのような企業が存在します。蟹江町周辺をターゲットとし、蟹江町周辺の住人たちはもちろん、蟹江町に新しく家を建てたいという方からも信頼を得ています。地域に密着するということは、地域の内情や地域特性、地形や地価について知り尽くしています。家を建てる予定の場所を知り尽くした企業は、特に、別の町からはじめて蟹江町に移り住む人たちにとって、心強い味方となることは間違いありません。 蟹江町は愛知県にあり、名古屋と隣接した位置にあります。蟹江町には河川が多く見受けられます。河川は蟹江町面積の大部分を占めています。名古屋に住みたいけど地価が高い、都心部の中心に住むのは落ち着かない。でも、すぐに中心市街地に行けるところに住みたいという人に蟹江町が選ばれています。行こうと思えばすぐに名古屋にいける位置、加えて自然を楽しむこともできるという理由から、蟹江町はとても人気です。 蟹江町でおこなわれる須成祭は、100日も続く祭事として有名で、多くの人が各地から訪れています。このように、さまざまな人たちに愛されている蟹江町ですが、地域に根付いた営業をおこなっている企業も同じように、蟹江町が好きだからこそ、さまざまな場所に手を広げることはせず、地域を大事にしているのです。 地域に密着しているからこそのサービス 地域に密着している企業は、古くから営業を続けており、実績と信頼、知識を得た上で営業を続けている企業が多いです。実績を積み重ねてきたからこそできる家造り、長年営業を続けてきたことにより得た信頼、そして長年地域に密着して得た知識。これらが揃っているため、多くの人から地域密着型注文住宅企業が支持されています。 実績は、長年の経験に裏打ちされたもので、営業年数が浅い企業には真似できないアイデアを打ち出します。そして、長年営業を続けている企業はこだわりを持ち、そのこだわりを昔から現在まで変えることなく貫くことで、企業独自の味を持つ注文住宅を造り続けています。信頼は、実績があって、その上に信頼が成り立ちます。地域に密着して実績を挙げ、その上で得た信頼は何よりも強固なものとなります。地域住民から信頼を得ることはもちろん、施工業者など、住宅建築に関わる業者からも信頼を得ることにより、長年に亘る関係を築き上げたからこそできることがあります。 例えば、長年ひいきにしている施工業者が存在し、施工業者に安く施工をお願いするといったようなことも考えられます。このような無理な注文を引き受けてくれるということに関しても、企業と住宅建築に関わる業者との信頼関係が成り立っていなければできません。企業と業者との信頼関係による企業努力、そして、その結果が注文住宅にも反映されて、顧客からも信頼を得るという、好循環ができあがっています。知識に関しても、地域密着型でないと得られないような知識が数多くあります。地域密着型であれば、土地の特性や土地周辺の情報を知り尽くしており、長年同じ土地で営業をおこなっているので、地元住民しか知りえない情報が口コミで入ってくることもあります。 地域の風土を活かした注文住宅 蟹江町周辺は河川が多く、とても自然に恵まれた風土となっています。住宅に関しても、その豊かな自然を堪能できるように意識して造られた住宅が多いです。例えば、テラスに出れば川を一望することができ、テラスで食事を取りながら自然を感じることができる住宅もあります。また、自然が多い風土ということからか、優しい雰囲気の内装が好まれています。例えば、緑や茶色を主体に使って和風に仕上げ、テーブルを囲炉裏に見立てて、中央に茶器を置くスペースがあったり、庭も砂利を敷いて植物をアクセントに植え込み、日本庭園を意識したスタイルになっていて、日本の古き良き木造住宅をイメージして造られた家もあります。 木材の優しい質感を最大限に引き出し、アクセントに敢えて古い材料を使用するなど、新しいけれども、味のある住宅に仕上がっています。外装にもこだわっており、屋根は瓦屋根を採用し、窓も障子風の造りとなっていて、こだわりが見られる住宅が数多く見受けられます。日当たりがよい立地の住宅も多く、そのような家は白を基調とした内装で、窓から太陽光を取り入れて、昼間は部屋全体が光に照らされて、柔らかな雰囲気を醸し出します。 和風を中心に紹介しましたが、もちろん洋風の住宅も存在し、土地の特徴を活かして造られた住宅が多く見られます。住民の生活スタイルとして、休日には川へ行き、釣りを楽しむ、ふらっと川原を散歩する、ジョギングや犬の散歩も、自然を感じながら楽しむことができ、多くの子どもたちが川原に集い、わいわい遊ぶ姿も見かけることができます。夏には川原でバーベキューや花火を楽しむこともできます。 -
2018.11.22
理想を実現することができる注文住宅
注文住宅と建売住宅 こだわりを持って家を建てたいとするのであれば、注文住宅を考える方は多いでしょう。家を建てるとするのであれば、建売住宅も方法としてありますが、同じように家を持つとしても、全く異なるプロセスを持ちます。 注文住宅とは、工務店などの住宅会社とともに家を作る方法です。建売住宅は、出来上がった家を買う方法ですので、大きな違いがあります。一般的に建売住宅は、住宅会社が自分たちのコンセプトに合わせて家を建て、これを土地付きで販売する方法です。住宅会社ごとに認可をとっている建築方法を使うため、安くあげることができる部分もありますが自由は利きません。設備などはもう出来上がっている段階ですし、間取りも出来上がっているのですから、完全に自分たちの理想通りとはならないでしょう。 注文住宅の場合は、設計の段階からかかわっていきます。自分がどんな家にしたいのか、その理想を組み込んでいくことができるため、自分の住みたい家を作ることができるようになるでしょう。内装や間取りに関しても、自分の理想を詰め込むことができます。もちろん、すべて思いの通りいくわけではありません。建築基準法に沿った建物にしなければいけませんし、構造的に問題が出てしまうようなこともあります。そこで、設計の段階から住宅会社と相談しつつ、修正を加えながら作っていくのが注文住宅といえるでしょう。 自由とは言いつつも、いろいろと違いもありますし、制約もあります。メリットばかりではなく、デメリットもあるのは間違いありません。それぞれに良さがあり、すべてがデメリットというわけではなく、とらえ方というところもありますので、自分の理想の家がどこにあるのか考えてみるといいでしょう。 土地に関わる問題 注文住宅の場合には、土地は自分で探すことになるのが基本です。建売住宅は、建物を売るために土地も同時に売る形になりますが、注文住宅はオーダーメイドですので、汎用的ではありません。先に作ることもできない以上、土地を見つけ、その上物として作ることになります。そのため、土地を探すという手間がかかります。 土地を持っているというのであれば、あまり問題はないでしょう。その土地の上に建てるだけの形だからです。ところが、土地がない場合には、どこかで見つけてこなければいけなくなります。しかし、土地はどこにでも転がっているわけではありません。好きな土地を選ぶことができる代わりに、土地の性質まで考えていかなければいけないでしょう。 家を建てることができる土地なのか、高さの制限はあるのか、道路からどれぐらい離れているのかなど、さまざま条件がかかわってきます。そのうえで、設計をしていかなければいけないのですから、理想をかなえるためには、何でもいいというわけにはいきません。これを自分たちで判断するのは、容易なことではないでしょう。その土地が立地条件として優れているかも判断しなければいけません。さまざまな周辺施設の問題もあります。将来的にどんな問題が出るのかも考えていかなければいけないのですから、土地探しは大変ですが、理想をかなえることができるのですから、メリットであるともいえるでしょう。 理想を実現するために 注文住宅は、理想が詰まっています。しかし、費用は高くなりがちであり、時間もかかることになるでしょう。自分が理想とする条件を叶えるために費用をつぎ込んでいくと、確かに納得がいくものを作り上げることができます。しかしそうすると、費用はどんどんと高まってしまうようになるでしょう。それを避けるのであれば、妥協しかありません。妥協すれば、理想とはずれていくことになるのですから、兼ね合いが問題です。 土地を別に購入するため、住宅ローンを利用する場合には注意が必要となります。ローンを組む場合には、あくまでも家を建てるために借りることになるでしょう。ところが、先に土地を購入しなければ、家を建てることができません。これが、ローンのタイミングの差になって表れます。そうなると、借り入れすることができないことが出てくるでしょう。借り入れするとしても、先行融資を受けなければならないことも出てきます。 デザイナーズ住宅のような形にすることもできますが、こうした家が決して利便性の高いものになるとは限りません。全体のバランスを崩すことにもつながり、結果として使いにくくなることも考えておかなければいけないでしょう。 それでも、注文住宅なら、施工のスタート時点からどんなことをするのかを見ていくことができます。建築の偽装が問題になる昨今では、しっかりとしたチェックができるかどうかが分かれ目になるでしょう。自分が建築の知識を持っていなくても、施主が何度もチェックしに来るということが、自然と自浄作用を作り上げていきます。手抜きをされたりしないようにするためにも、満足する家を作るためにも、チェックできる体制ということが重要でしょう。家は、一生の中で何度も作るものではありません。そのチャンスを得たのであれば、満足いくものを作るためにも、注文住宅は優れた方法となるでしょう。 -
2018.11.22
注文住宅を建てるためには数多くの項目で費用が発生する
注文住宅では本体工事費と付帯工事費が必要になる 注文住宅を建てる際には、本体工事費が必要なのは当然ですが、それに伴い付帯工事費も必要となります。本体工事費は、延床面積の建坪単価で割り出されます。 設計料はおおむね建築費の10%が多いようです。それに先立って、測量費と地盤調査費がかかります。建て替えの場合は、解体費が必要になりますし、確認申請費用も発生します。給排水を、新たに引き込む場合は、その費用がありますし、登記関係費用はダブルになります。住宅ローンの場合は、担保設定費用が必要になり、火災保険も必要です。 建て替えでは、これらの他に仮住まいと引っ越し費用が掛かるのは当然です。門扉やフェンス、アプローチなども費用が発生しますし、インテリア関連も新たにお金を必要とするでしょう。 これらの費用には、工務店や設計事務所との契約金もしくは申込金と印紙税・工事着手金、地盤調査費・地盤改良費と地鎮祭の費用が含まれます。支払いは着工時の前金、棟上式の時の中間金、完成時の残金は、おおむねそれぞれが3分の1のようです。一般的に工務店などの意味する工事費の坪単価には庭や駐車場などは含まれません。本体工事費は全体の75~80%と考えましょう。つまり、坪単価は建物のみに適用されるのです。 本体工事費の内訳は、基礎工事と木工事。風呂やキッチン、上下水道などの設備工事、更には照明配線やコンセントの取り付けの電気工事です。なお、屋根工事費も、外装工事費も必要になります。断熱工事は別途費用ですから、忘れないようにしましょう。なお、材料費も別途必要になります。 一軒の住宅を建てるのには、かなり広範囲にわたる費用が発生するので、事前に必要項目を漏らさずに集計する必要があります。途中で、お金が不足するような事態にならないようにしましょう。 注文住宅での本体工事費の内訳を見る 注文住宅には、本体工事と付帯工事、別途工事などがあります。本体工事費の内訳は多岐にわたります。 工事作業員のための、水道やトイレなどの仮設工事費用があり、基礎工事費があります。木工事費用では構造材や造作材などの加工があり、屋根や板金工事があります外装工事は、外壁のサイディングや塗り壁などと、サッシやガラス工事と防水工事があります。タイルと左官工事もありますし、断熱や気密工事もあります。木製のドアや障子、襖の加工と取り付け工事もあります。ドアノブやフック、手すりといった金物の取り付け工事、電気、ガス、電話、水道などの工事では配線と配管工事があります。 空調工事では、空調ダクトや換気口の取り付け工事が行われ、防腐・防蟻工事もあります。内装仕上げ工事は、内壁や天井に塗装やクロス貼りなどです。住宅機器設備工事もあり、風呂場やキッチン、トイレをはじめとする設備機器の工事が行われます。 つまり、注文住宅の本体工事は、単に基礎を固めて土台を固定して、柱を立て、梁で強化するだけではありません。これは骨組みであり、様々な肉付けが大きな部分を占めます。この細かい部分がきちんとなされないと、住む心地が悪くなるでしょう。もちろん、現在の耐震基準を満足させることは当然ですが、それと住み心地は別のことです。細かく見ると、ドアノブを固定するビス1本も費用に含まれますし、配線や配管での長さも費用に計上されます。多くは諸雑費として計上されるようですが、タイルなどは高額なものほど神経を使って枚数を計算します。ただし正確に測れないので、塗料はそうはいきません、 注文住宅での付帯工事費その他費用 注文住宅のトータル費用の内訳には、諸々の付帯工事費その他費用があります。本体工事費に含まれることもあるようですが、基本的には別途工事費になります。 ガスや水道の敷設工事と駐車場や庭などの外構工事や、住むには必要となるエアコン、照明器具、その他カーテンなどは別途費用です。この費用の目安は、全体の20%程度のようです。高低差がある土地、あるいは道路から離れていると、ガスや水道の引き込みが難しく、高い費用がかかる場合があります。 別途費用の内訳は、水道やガスの引き込み工事と、それを屋内に引き込む敷設工事は別途です。駐車場やアプローチの外構工事や石垣や植栽の造園工事、屋外電気工事や太陽光パネルを設置する特殊設備工事 、エアコンや室外機、換気扇などを取り付ける空調設備工事や、照明器具工事とカーテン工事 も別途費用です。 ちなみに、本体工事費と付帯工事費を合わせたのが建築工事費です。 更に、諸費用があります。諸経費は現金払いになります。各種税金や住宅ローンなどの手続きにかかるお金はもとより、地震保険と火災保険の保険料、引っ越し代などで、諸費用はおおむね建築工事費の7%と考えましょう。 諸費用の内訳は、登記手数料、住宅ローン保証料や物件検査手数料があり、印紙税と消費税もあります。更には、登録免許税や固定資産税のほかに、都市計画税や不動産取得税もあります。その他の費用は、少額の印紙で間に合いますが、どれか一つが不備でも住宅の取得はできませんから、十分計算する必要があります。 一軒の住宅を建てて、そこに自分と家族が住むためには、並々ならぬ手間と費用がかかります。それをクリアして初めて、自分たちが快適な生活を送れる住空間を手にする事ができるのです。道のりは長いのですが、その分新居に住むという満足感があります。 -
2018.11.22
注文住宅の引渡し前には施工具合をチェックする内覧が重要
注文住宅は内覧で内部全般の出来具合をチェックする 注文住宅の工事が進み、完成すると、引き渡しです。引き渡しの前に内覧があります。出来具合をチェックすることですが、この段階で住宅が果たして希望通りに仕上がっているかどうかを確認します。つまり施主によるチェックです。この段階で希望に沿っていない場合は、工務店に変更を指示することができます。ただし施主は建築のプロではありませんから、技術的に不可能な変更は無理でしょう。 内覧で大切なのは、部屋の出来栄え以外に、土台や各種配管を見ることです。漏水は無いかもチェックします。工務店を疑うのではなく、工事をする人にも見落としがあると思いましょう。多くの場合、この段階で不備を見落とすと、住んでからの修理や変更は難しくなることが多々あります。チェックと言うよりも検査官の目で内部全般をしっかりと見ることが大切です。たとえばドアの蝶番の止めビスがひとつ足らないというところまで検査をすれば、後々のトラブルを避けることができます。 ただ形式的に上辺だけを見たのでは不完全です。展覧会ではないことを覚えておきましょう。あら探しと思えばより正解に近いかもしれません。特に目に触れる個所にあるキズなどは、後で発見しても、手遅れということがあります。そのキズは住んでからできたと言われても仕方がないのです。一応完成した状態ではありますが、床下の状況をチェックすることもできます。特に配管類は漏水には注意をしましょう。ドアやふすまなどは滑らかに開閉できるかもポイントのひとつです。自分だけでは不十分の場合は、専門家を同行して第三者の目からのチェックもするといいでしょう。内覧は最終段階の最後の機会なのです。ここで見落とした点に住んでから気がついても時すでに遅しということがあります。 注文住宅の内覧に第三者の専門家を同行する 注文住宅が引き渡される前の内覧は最終チェック段階です。チェックとは検査・点検とも言えます。間取りやレイアウトなどはそれ以前のことですが、床下の土台、柱や梁などはきちんとなっているかをチェックする必要があります。配管が不具合だと漏水の心配があります。チェックポイントが専門的になると、施主には判断することが難しいでしょう。その場合は、専門家を同行して第三者の目で確認してもらうのが順当です。 専門家とは建築士です。たとえばボイラー技士の資格があっても第三者とは言えません。知り合いに建築士がいれば一番いいのですが、いない場合は探しましょう。また、建築士でもできるだけ経験豊富な人が望ましいのは当然です。この段階で同行した第三者が建築士であれば工事を請け負っている工務店もその指摘を素直に認めるでしょう。また、たとえ指摘をしても物理的に無理な場合は、第三者も分かりますから、揉め事にはならないでしょう。 建築士を同行できない場合は、施主は疑問に思うことをどんどん質問しましょう。その答えが納得いくものであればそれ以上は無理ですが、納得できない時はさらに理由をききましょう。特に大切なポイントは、土台、柱、梁と配管類です。床下に工事で使用した木材のあまりや断熱材の残り、あるいは鉋屑が残ったままなどということがあります。大事なのは、目で見える表面よりも生活では目に触れる機会がない内部構造のチェックです。目で見えるところがきれいだからといって検査の手を抜くことは危険です。もちろん内覧で指摘された不備な個所を正常にするのは工事会社の責任で、費用は発生しませんから、どんどん不備な点を指摘、あるいは質問するようにしましょう。 注文住宅の内覧では土台や配管もチェックする 注文住宅では一応完成の段階で引き渡しの前に内覧があります。つまり出来具合をチェックすることであり、ただ出来栄えを眺めるだけではありません。期待していた通りなのは表面だけだと思いましょう。肝心なのは家の基本構造に不備な点はないかを検査することです。土台は問題ないか、柱や梁は大丈夫か、電気、ガス、水道、下水道、電話などの配管はきちんとなっているか、床下に工事の残骸が残されていないか、漏水はないか、などなど普段は目に触れることがない箇所のチェック・点検が重要です。 内部を見ることがこの段階での施主の義務となります。建築関係には疎いという場合が多いのですが、自信が無い場合はお金を払って専門家の建築士に見てもらいましょう。第三者の目で見てOKなら安心できます。第三者の目で明らかな不備と判断されたら、必ず不備を整備してもらいましょう。しばしばあるのが、住んでからしばらくしていろいろな不具合が見つかることです。それは対応してもらえる時とそうでないことがあります。特にある程度の月日が過ぎてしまうと工事担当側は責任をとらないようです。施主は建築の最中にいつでも工事現場を見ることができます。毎日でも構いません。施主が工事現場を見ることを施工会社は断ることはできません。そのうえでの内覧であれば、施主はかなり勉強していますから、確認作業で済むでしょう。その時に第三者の目があれば、さらに良いことは当然です。住んでしまってからの対応ができないわけではないようですが、生活に不便を来しますし、有料での変更修理になる可能性があります。 -
2018.11.22
注文住宅の流れは土地探しから建築完了・入居まで
注文住宅の流れは土地探しからはじまる 注文住宅の流れは、土地探しから始まります。土地が無いことにはどうにもなりません。ただし、住みたいところでの土地探しになりますし、予算と見合った場所でなければなりません。 大切なことは昼間と夜間の周辺を含めた治安や日射し、騒音などに配慮することです。予算面では、ローンを組む時と、注文住宅の建設費用を綿密に計算しなければなりません。 土地購入では、売買契約書その他の書類をしっかり確認することが必要です。ここで詐欺に遭ったりしますし、担保物件をつかまされるリスクがあります。 万事がクリアできたら、工務店を選びますが、地盤の軟弱度などは別途確認しましょう。地盤改良が必要の場合は、別途思わぬ出費になります。 次に、工務店と工事請負契約を結びます。特別なこだわり住宅の場合は、建築家に設計を依頼します。基本設計図ができてから、実施設計図が作成されますが、この段階でコスト調整を行います。なお、建築確認申請後に設計変更をする場合は、再申請が必要です。建築工事費が決まった段階で住宅ローンの申し込みをします。 いずれの段階でも印紙税などと、前金などの費用が発生しますが、着手金は通常では全費用の3分の1程度とされています。この費用分の自己資金があれば一番良いでしょう。 ローンの融資がすぐに実行されないこともあるようです。いずれの場合も、後になって実はそうではないと言うことがないように、きちんとクリアしてから前へ進むことが重要です。 言った、言わないということがないように書類を作成し、捺印を貰いましょう。そのためには些細なことでも漏らさずに質問をして、確認・納得をすることが大切になります。こだわりの部分は建築家と工務店とを交えて是非を確認しましょう。 注文住宅の流れで着工から工事完了が第二段階 注文住宅の流れの第二段階は、着工から工事完了までになります。 工事は、周辺の住宅には思ったより迷惑をかけることがあります。特に建て替えでは、解体と更地が加わるので注意を要します。地縄張りをしてから、地鎮祭を行いますが、略式もあるので神主さんへの謝礼で費用が収まることもあります。 木造建築では、基礎、土台、柱、梁で骨組みをつくります。棟木を上棟する上棟式があります。この段階で昼間金の支払いがありますが、およそ全費用の3分の1です。その後、屋根と断熱、防水、屋根つくりと工事が進められます。外壁ができたあとで玄関や窓がつくられます。かなり家らしくなりますが、その後は電気やガス、水道や下水道の配管工事になります。塗装工事とタイル工事、設備機器設置と外構工事の後で照明器具その他の取り付けになります。この段階では注文の内容とあっているかどうかを目で確認しましょう。 実は住む身にとっては、この段階が重要なのです。その後、役所の担当者の検査があり、検査に合格してから、施主と工事責任者、設計者の立ち合いで仕上がりの確認があります。この段階では諸設備の動作確認を入念に行いましょう。もちろん、全体的に汚れや疵などをチェックしなければなりません。 なお、残金その他の支払いはこの段階で行います。工務店への支払いは前金、中間金と残金の三回が普通ですが、別途建築家への謝礼を支払うのは、話し合い次第になります。また、諸々の印紙税などが必要になることもあります。現金は、多めに用意することが望ましいと言えます。この段階で、入居前の実質的な注文住宅の流れは終わりです。 注文住宅の流れのゴールは新築住宅への入居 注文住宅の流れのゴールは、新しい住宅への入居です。竣工検査に次いで、引き渡しで鍵と書類一式を受け取ります。 続いて、新築建物の登記簿のための表示登記と権利書のための保存登記を申請します。更に、この段階で住宅ローンを申し込んだ金融機関と、正式なローン契約になります。これは融資をその前に受けていても、仮融資の状態だからです。なお、建物の所有権や管理責任が工務店から自分の手に移るのは引き渡しが済んでからです。同時に、保証料や登記費用、火災保険料と団体信用生命保険料、更にはローン契約の印紙税や融資事務手数料などを支払います。 つまり、注文住宅が完成したからと言って、すぐその日に住めるわけではないのです。この点が、分譲住宅との大きな違いと言えます。 なお、電気やガス、水道、電話などのインフラ設備は、それぞれの関係先と正式契約をしますが、これも大切なことです。 ちなみに、最近では地球温暖化抑止に寄与する太陽光パネルを屋根の上に載せますが、太陽光発電システムの設置工事は工務店と太陽光発電専門会社との間で話し合いをしてもらいましょう。どちらが先か、この段階で太陽光パネルを設置するなどは、工務店ではなく、太陽光発電専門会社の出番です。更に、売電をするなら、そのための手続きが必要になりますが、太陽光発電専門会社が代行してくれます。外壁に外断熱材が使われていれば、太陽光発電システムを合わせて、スマートハウスになり、光熱費の大幅な削減が期待できます。 そして、引っ越しを済ませ、一家が揃って新しい快適な住空間を我がものにすることができます。 -
2018.11.22
注文住宅のメリットは自分の生活スタイルを生かせること
家を自分に合わせることができる注文住宅のメリット 今は少子高齢化と若い世代が減少していると言われていますが、人はやはり住みやすい住宅に住んでこそ存分に働けるといえるでしょう。住みにくい住宅環境では毎日のことなのでストレスが蓄積して、存分に働く意欲が半減されるかもしれません。また子どもが欲しくても物理的に無理と言う住環境もあります。特に毎年のように都市化が進む地域では、なおさら自分に合った住環境の確保が難しくなります。アパートからマンション、マンションから一戸建てと移り住む方が多くいます。つまり家族構成によって最適な家というものは異なるのです。 では、一戸建てならどれでも良いかとなりますと、そうはいきません。戸建ての中には不動産開発会社などが土地を区画整理して、そこに画一的に近い一戸建て住宅を建てます。つまり分譲住宅です。分譲住宅はそれなりの良さがありますが、自分と家族の生活スタイルを既成の住宅に合わせる必要があります。つまり、家に振り回されかねないのです。それは嫌だとなると、残るのは注文住宅です。これなら自分や家族の生活スタイルを生かすことができます。 既製服でMサイズとLサイズの中間だと、どちらかに自分の身体を合わせなければなりません。しかしオーダーメイドなら、自分にぴったりのサイズになります。同じことが住宅にも言えます。それが注文住宅のメリットと言えるでしょう。また、住宅の外見を民家風にしたいとか、北欧スタイルにしたいなどと言う希望も実現できます。これは大きなメリットで、分譲住宅ではできないことです。もちろん間取りは敷地内であれば好きなようにできますし、平屋でも二階建てでも可能です。自分と家族の生活リズムに合った家に住めば、おのずと活力が湧くでしょう。もちろん快適な生活を送ることができます。 自己主張を住宅に反映できるのが注文住宅のメリット 今は大都市では高層マンションが林立しています。その一方で区画の一戸建て住宅の分譲も盛んなようです。このどちらでもないのが注文住宅です。この種の住宅はまずは土地がなければなりませんが、土地が確保できれば自分の好きな家を建てることができます。つまり自己主張を住宅に反映させることができます。自己主張とは自分と家族の生活スタイルです。同じスペースなら自分たちに合った住空間のほうがいいのは当然です。生活は毎日のことですから、毎日不便を感じる住宅では住みにくくなります。住みにくいと精神衛生上良くないので、ストレスも溜まります。 我儘と自己主張は違います。自己主張とは自分のしたいことを誰にも迷惑をかけないで実行することです。注文住宅であれば、自己主張を我が家に反映させることができるでしょう。たとえば、ここは一家団欒のリビングにして、息子の部屋はあそこ、娘の部屋はこちら、夫婦の寝室はここという具合にできます。趣味の部屋を設けることもできます。分譲住宅の場合は、出来上がった間取りに、息子や娘と自分たちの部屋を合わせなければなりません。 元来家は注文住宅が当たり前でした。時代の流れとともに土地の確保が難しくなったのでマンションや分譲一戸建てが増えたのです。これは致し方のないことですが、できれば自分たちが住みやすい家に住みたいというのが誰もが希望することでしょう。それが実現できれば毎日の生活が快適になることは間違いありません。 こだわり住宅が注文住宅のメリット 不動産開発会社は建築業ではないので、土地の確保をした後で、区画整理と住宅建設を建設会社に依頼します。その結果が分譲マンションと分譲住宅です。分譲住宅は不動産開発会社が設計しますから、普遍的な間取りと外観になります。これは嫌だとなると、自分で土地を確保して、そこに自分が頭に思い描く住宅を工務店などに依頼して建築してもらうことになります。これが注文住宅で、大手ハウスメーカーの住宅とは一味も二味も異なります。 たとえば、こだわり住宅が可能になります。たとえ規模は小さくても外観を離宮風にしたいという希望も叶いますし、ここは純和風、こちらは洋風という間取りも可能です。これが注文住宅のメリットと言えるでしょう。これは同時に自分や家族の意思を反映することです。つまり、自分たち家族のためだけに、住みやすい環境をつくることができるのです。建築基準法や環境法、条例などに違反しなければいいのです。ただし、もちろん周辺との景観を乱すことはできません。外観は周辺との調和がとれなければなりません。家の内部は外観よりも自由になります。どのような間取りにもできますし、外断熱材を使用してエコハウスを建てることもできます。これは分譲住宅では難しいでしょう。こだわりの住宅に住めることが注文住宅のメリットと言えるでしょう。衣食住での住環境は極めて大切なことで、住みやすい快適な住空間が明日への活力を生み出すと言えます。 -
2018.11.22
一宮では人口増加とともに注文住宅が増えている
名古屋市のベッドタウンである一宮に見る注文住宅 一宮は人口が約38万人で、多くの人が名古屋市の会社や店舗で働いています。つまり名古屋市のベッドタウンとして多くの人が住んでいます。なお、特例市ですから、市内にも仕事場はあります。住居としては、もちろんマンションなどもありますが、土地が広いので人気なのは一戸建てです。不動産開発会社が区画整理をして、分譲で戸建て住宅を販売しているところもありますが、それとは別にまず土地を確保してから、自分好みの注文住宅を建てる人も多いようです。 分譲住宅は、間取りや仕様が決まっていますから、そこに住む人の希望通りになりません。また材料も決まっていますし、見た目が他の家と同じようになってしまうこともあります。家に自分の個性を出したい方や、自分の望んでいる生活スタイルに合わせて設計したい場合は分譲住宅ではなく、注文住宅を選ぶ方が良いでしょう。昔はこのような建て方が一般的で、まずは土地を確保する際に住みたい家の間取りを考えます。つまり間取りが多い場合や平屋を希望する場合は土地は広くなければなりません。いずれの場合でも、家を建てる人は図面を理解する必要がありますが、これは工務店と相談することができます。 また、材料もたとえばここは檜を使いたいなどと指定することができ、予算に応じた家を自分で設計することができる楽しみがあります。まさにオーダーメイドとも言える住宅に住むことで、自分に合った生活環境を実現させることができるのです。近年ではこのような住宅を建築するのはなかなか難しい地域もありますが、比較的土地の広い一宮ではこういった住宅も多くなっています。 一宮での住宅建設は注文住宅が目立つ 住宅というと、近年ではマンションが増えており、それも高層化が目立ちます。これは駅に近かったり、買い物に便利だったりといったメリットがあります。多くの場合、マンションで人気なのは単身者あるいはカップル向けの1Kや1DKのようです。もちろんワンフロアが一戸という広い間取りのマンションもありますが、そのような場合は地面に足がつく一戸建てのほうが好まれることが多いようです。 一戸建ての場合、区画の分譲住宅を購入する方もいますが、中にはそれを好まず一から自分で設計する家を建てる方も少なくありません。こういった注文住宅の建築は主に工務店がおこないます。分譲ではないので、まずは土地を確保しなければなりません。地域によっては土地の確保が困難な場合もありますが、一宮は可能です。中京圏の要である名古屋市に近いので、名古屋市のベッドタウンとも言われていますが、そこには多くのオーダーメイドの一戸建て住宅が多く見られます。一から設計して建築するのですが、建築に詳しくなくても概略図が描ければ、あとは設計士と工務店がそれを図面にしてくれます。なお、雛型が工務店にあるので、それを参考にすることもできます。 また、最近奨励されているエコハウスとして、断熱性や気密性の高い材料を使うこともできます。しかし、いくら注文住宅だからといっても自分のやりたい放題にするというよりは、工務店のモデルハウスで気に入ったものを参考にしながら設計するほうがいいでしょう。もちろん奇抜な外観の家も建てることはできますが、建築基準法や都市景観法などに抵触してはいけません。このようなことも工務店であればアドバイスをしてくれます。 一宮に住むのなら注文住宅が快適 愛知県の中心は名古屋市ですが、名古屋市を取り囲む形で多くの市があります。一宮もそのひとつです。名古屋市のベッドタウンとも言われていますが、それは住みやすいのと交通アクセスの便が良いからです。住みやすさの中には、土地が広いので注文住宅を建築できるという理由もあるようです。分譲住宅に住む場合には、自分の生活スタイルをある程度は住宅に合わせなければなりません。その点、オーダーメイドであれば、家を自分の生活スタイルに合わせることができます。これなら将来を見据えた設計もできますので、長期間にわたって住み続けることができるでしょう。 また、家の材料も自分が希望するものを使用することができますし、設計図に詳しければ後々のリフォームも楽です。一宮にはこのような注文住宅の建築を実施する工務店がありますから、そういった工務店に依頼をすれば自分が望む家を建てることができます。 生活環境は快適でなければなりません。分譲住宅に住む場合はある程度は妥協しなければなりません。その反面、注文住宅のように一から建てられる家であれば、かなりの部分で家を自分に合わせることができるでしょう。工務店にある雛型を参考にして、ここはこうしたい、あそこはこうしたいという希望が叶えられます。もちろん建築基準法や市の景観法を守る必要はありますが、この点については設計士と工務店が教えてくれます。ぜひ他の家とは違ういい意味で個性のある素敵な住宅を建ててみませんか。