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スタッフブログ・家づくりコラム
2019.4.18

注文住宅でのこだわりポイントは?

  • 家づくりコラム

「初めて購入する注文住宅だから、失敗したくない」、「生涯住み続ける家だから、間取りにはこだわりたい」、「料理好きなので、使いやすいキッチンにしたい」、「子どもの成長や独立なども考えて間取りを考えたい」、「忙しいので、動線のよい住まいにしたい」など、注文住宅の購入を考えるときには、さまざまな悩みやこだわりがあることでしょう。 そんな方のために、実際に注文住宅を購入した方のこだわったポイントをご紹介します。併せて、おすすめのこだわりポイントや失敗しやすいこだわりポイントなどもご紹介します。これから住宅を計画される方の参考にしていただければ幸いです。

こだわりのアンケート結果

注文住宅でこだわりたいポイントは?

注文住宅を実際に建てた方へのアンケート調査によると、「間取りにこだわった」という方が一番多いようです。以前、建売住宅に住んでいた方は、「部屋数は多かったけれど、そのせいでひとつひとつの部屋が狭かった」ということがあって、注文住宅では、部屋数を減らしてゆったりしたスペースを確保しました。家族の集まるリビングやゆっくり休みたい寝室は、くつろげる空間にしたいので、広めにしたという方もいます。お子さんがいる方は、成長したときのことを考えて間取りを考えたそうです。 間取りに次いで多かったこだわりポイントは、「収納」です。住宅を建てる前に賃貸物件に住んでいた方は、収納スペースが少なくて苦労したそうです。注文住宅では、特に収納スペースを多く確保できるようにしました。中には、床下を活用して収納庫を作った方もいます。 こだわりポイントの3番目は、「キッチン」です。毎日使うところなので、こだわりを持つ方も少なくありません。使いやすさ、効率良く料理できることを重視した方、キッチン収納も充実させた広めのキッチンにした方、理想のオープンキッチンにした方などがいます。また、ご自分の身長に合わせてキッチンを作り上げた方もいました。

こだわって損はない!おすすめのこだわりポイント

おすすめのこだわりアイデアや成功事例を紹介。 注文住宅の間取りで、特に洋室だけでまとめたい方には不向きかもしれませんが、リビングとつながる和室を設けるというのは一考の価値があります。引き戸を閉めるとリビングと和室が独立した空間になり、引き戸を開けると、リビングを広く使うことができます。独立したリビングと和室を作るより、引き戸によって手軽に間取りを変更できることで用途や人数に合わせた使い方が可能になります。 キッチンにこだわる方は多いのですが、リビングダイニングキッチンであれば、対面式キッチンにするのがおすすめです。料理をしながらリビングの様子がうかがえるので、小さなお子さんをお持ちの方でも安心です。リビングの家族やお客さまとも会話しながら料理できるのがメリットです。対面式キッチンにされた方からは、孤立感なく、楽しく炊事ができると喜ばれています。 また、収納に関しては、ウォークインクローゼットがおすすめです。広々としたクローゼットにすることで、そのまま着替えができます。リビングなどの見えるところに衣類が散乱するということもありません。家族一人一人のウォークインクローゼットを設ける方もいますが、家族共用のファミリークローゼットにする方も増えています。収納家具が要らなくなった分、部屋を広く使うことができるのが嬉しいポイントです。 ご家族の多い方には、ウォークイン玄関収納も便利です。人数が多くなると履物も散乱しがちです。靴だけでなく、傘やベビーカー、自転車なども簡単に収納するスペースを作ることができます。実際に使っている方の中には、趣味のガーデニング用品なども収納できると喜ばれています。

要注意!失敗しやすいこだわりポイント!

注文住宅を建てる場合のこだわりポイントとして「収納」を挙げる回答が多いのですが、こだわりすぎて失敗する方もいます。例えば、広めのウォークインクローゼットを作ったのはいいけれど、タンスを2個並べる予定が数センチ部屋の幅が足りず、結局タンス1個は他の部屋に設置することになってしまったというケースがあります。間取りを考える場合には、部屋に設置する家具などの寸法もきちんと測っておく必要があります。 また、せっかく大きな床下収納を作ったのに、奥の方から物を探すときに暗くて、いちいち懐中電灯で照らす必要があるという失敗をした方もいます。広め広めというこだわりは良いのですが、使うときのことを考えて、床下に小窓を作るとか、照明をつけておくなどすればよかったと後悔しています。 リビングを広く取りたいために玄関を狭くしてしまい、天井まである収納スペースの圧迫感が気になっている方もいます。天井近くまで有効利用するつもりだったそうですが、ある程度余裕のある空間でないと窮屈な感じがします。 そのほか、浴室を道路に面したが側に作って、子どもが騒ぐ声が外を通る人に丸聞こえになってしまって失敗したという方もいます。2階の子ども部屋をフローリングにしたために、1階のリビングに響いてしまうなど、生活音などに関する失敗をした方は少なくありません。 図面をみながら、生活音が気になる部屋はどこか、1階と2階を重ねてみて、音が気になるようなところはないか、道路沿いへの音漏れなども考える必要があります。

まとめ

注文住宅を建てるにあたって間取りを考えることは、人生でそう何度もあるわけではありません。こだわりを持つあまり、使用感を想像してみることなしに突っ走ってしまうと、後悔することにもなりかねません。広いリビングに憧れて必要以上のサイズにしたら、空調などの電気代も高額になってしまいます。また、コンセントなどの細部をないがしろにすると、掃除するときに、掃除機が部屋の隅々まで届かないなどという失敗にもつながりかねません。 部屋や収納スペースの広さは、その用途を考えた上でスペース配分する必要があるでしょう。また、すべてのこだわりを実現することは難しいので、こだわりに優先順位を付けることも必要です。 実際に住み始めてから「失敗した!」ということがないように、営業担当や設計担当に相談し、綿密に打ち合わせをして、理想の住宅を手に入れてください。ご紹介したおすすめのこだわりポイントや、失敗しやすいこだわりポイントなどをぜひ参考にしてください。