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2024.4.7

憧れの注文住宅を建てる前に知っておきたいポイントとは?

  • 家づくりコラム

実は自由度の高い注文住宅という選択

 

住宅を建設するということ、これは非常に大きな費用がかかる事になります。通常、人生の中で一度だけ経験するという方が多いのではないでしょうか。

頭金を貯蓄し、住宅ローンを組み実際に住宅を建築するということになれば、とても感慨深いことでしょう。

 

なるべく安く住宅を建築したり、購入するという事を考えると、注文住宅よりも建売の方が費用を安く抑えられるという意見もあります。しかし、注文住宅の場合は、建築費がオーバーになれば予算が予定内になる様に仕様を変更したり、照明器具や設備などの見直しをすることで計画範囲内の予算に納める事も出来るのです。

建売の場合、最初から販売金額が決まっているので、そこから安くしてもらうという場合には値引きだけになりますので建築会社との交渉ということになります。注文住宅の場合には、設備などを変更してコストダウンできるという術があるので、安く建設したいという場合でも注文住宅にする方が良いともいわれています。

建売は、ごく稀にキッチンで利用する設備のカラーやグレード、浴室の浴槽のカラーなどは選択する事が出来るケースもありますが、間取りや壁材、柱に利用する素材などを選ぶことができるということはほとんどありません。

しかし注文住宅の場合には、設計段階で携わる事ができるので、間取りにしても、利用する建材についても選ぶことができ、その中で費用などを考えながら譲歩できる部分を考えていくということができるのです。自由度という事を考えても、コスト面でも柔軟性が高い理想的な建築なのです。

実は費用という面を考えても非常に利点が高い注文住宅ですが、知っておきたい注意点などもありますので、メリットのほかに注意点などもよく理解して、大切な住宅建築をより納得できるものにしていきましょう。

 

土地に対しての注意点もよく考えて

 

注文住宅を建築する際の注意点はまず土地の購入です。

住宅建築を行う際にすでにご先祖様から譲り受けた土地があるとか、土地を既に買ってあるということなら別ですが、これから土地を購入するという場合、土地について深く理解しておくことが大事です。

 

不動産の資産価値というのは建物というよりも土地に起因するものが大きいので、土地を購入するときにはより条件のいい土地を購入することが求められるのです。不動産価値が大きく左右されることになりますので、予算などの都合をよく考慮しながら土地を考慮し購入します。

土地の条件については、立地と環境、土地の形状、さらに道路状況、そして法規や条例などの規制についてを考慮しなければなりません。立地条件については慣れ親しんだ実家の近くがいいとか、今暮らしている地域が良いなど色々な希望が出てくるでしょうから、この辺りを主軸に考えていくことが必要です。日照や通風、さらに路地の奥になるのか角地なのか、こうしたことによっても住みにくい、住みやすいという違いが出てきます。

道路の幅員等も非常に大きな要素です。目安となるのが4mといわれていて、4m未満の道路に接する土地に新築する場合、道路と敷地の境界線からのセットバックを配慮しなければなりません。セットバックは道路の中心から2mの位置まで道路として提供するというもので、その範囲には新しく建物を建築できないというものです。こうした土地に関する条件や規則などをよく理解して、最も注文住宅を建築する土地にふさわしいと思う場所を熟考して条件の良い土地を購入しましょう。

 

書面によってお互いに決めたことを証拠に残すこと

 

 

注文住宅など家を建築するという時にもっともトラブルとなるのは何かというと、その多くは思い込みや口約束です。

 

間取りや仕様、設置する設備などについては建築を依頼した工務店や設計事務所、建築会社と相談しながら決めることになりますが、営業の担当者と会話だけで決めたことが後から問題になる事が多いのです。

お施主様という立場からすれば自分の家の希望を担当者に伝えたと思っています。しかし、担当者によっては住宅に関する一般的な会話をしたと捉えられているかもしれません。つまり、意思疎通ができていなくて誤解して受け取っていたということもあります。

このような会話だけ後に大きなトラブルにならないように、大切な事柄は筆談に残してお施主様と担当する施工会社の双方が同じものを所有しておくということが求められます。

この書面によってお互いに話をしたことを常に証明しておくということは、注文住宅を建築する上でとても重要な事です。担当者に必ず今日話したことを議事録など書面にしてほしいと言っても、適当な担当者だと作ってこない可能性もあるので、作ってこないようなら打ち合わせ内容を筆談に記録してもらいましょう。打合せ内容に誤解がないか、意思疎通ができているかを確認すると安心です。こうした対応は面倒と思うかもしれませんが、住宅建築にトラブルが起こるのは誰もが避けたいことだと思いますので、しっかり対処していきましょう。

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