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スタッフブログ・家づくりコラム
2018.11.22

注文住宅の引渡し前には施工具合をチェックする内覧が重要

  • 家づくりコラム

注文住宅は内覧で内部全般の出来具合をチェックする

注文住宅の工事が進み、完成すると、引き渡しです。引き渡しの前に内覧があります。出来具合をチェックすることですが、この段階で住宅が果たして希望通りに仕上がっているかどうかを確認します。つまり施主によるチェックです。この段階で希望に沿っていない場合は、工務店に変更を指示することができます。ただし施主は建築のプロではありませんから、技術的に不可能な変更は無理でしょう。

内覧で大切なのは、部屋の出来栄え以外に、土台や各種配管を見ることです。漏水は無いかもチェックします。工務店を疑うのではなく、工事をする人にも見落としがあると思いましょう。多くの場合、この段階で不備を見落とすと、住んでからの修理や変更は難しくなることが多々あります。チェックと言うよりも検査官の目で内部全般をしっかりと見ることが大切です。たとえばドアの蝶番の止めビスがひとつ足らないというところまで検査をすれば、後々のトラブルを避けることができます。

ただ形式的に上辺だけを見たのでは不完全です。展覧会ではないことを覚えておきましょう。あら探しと思えばより正解に近いかもしれません。特に目に触れる個所にあるキズなどは、後で発見しても、手遅れということがあります。そのキズは住んでからできたと言われても仕方がないのです。一応完成した状態ではありますが、床下の状況をチェックすることもできます。特に配管類は漏水には注意をしましょう。ドアやふすまなどは滑らかに開閉できるかもポイントのひとつです。自分だけでは不十分の場合は、専門家を同行して第三者の目からのチェックもするといいでしょう。内覧は最終段階の最後の機会なのです。ここで見落とした点に住んでから気がついても時すでに遅しということがあります。

 

注文住宅の内覧に第三者の専門家を同行する

注文住宅が引き渡される前の内覧は最終チェック段階です。チェックとは検査・点検とも言えます。間取りやレイアウトなどはそれ以前のことですが、床下の土台、柱や梁などはきちんとなっているかをチェックする必要があります。配管が不具合だと漏水の心配があります。チェックポイントが専門的になると、施主には判断することが難しいでしょう。その場合は、専門家を同行して第三者の目で確認してもらうのが順当です。

専門家とは建築士です。たとえばボイラー技士の資格があっても第三者とは言えません。知り合いに建築士がいれば一番いいのですが、いない場合は探しましょう。また、建築士でもできるだけ経験豊富な人が望ましいのは当然です。この段階で同行した第三者が建築士であれば工事を請け負っている工務店もその指摘を素直に認めるでしょう。また、たとえ指摘をしても物理的に無理な場合は、第三者も分かりますから、揉め事にはならないでしょう。

建築士を同行できない場合は、施主は疑問に思うことをどんどん質問しましょう。その答えが納得いくものであればそれ以上は無理ですが、納得できない時はさらに理由をききましょう。特に大切なポイントは、土台、柱、梁と配管類です。床下に工事で使用した木材のあまりや断熱材の残り、あるいは鉋屑が残ったままなどということがあります。大事なのは、目で見える表面よりも生活では目に触れる機会がない内部構造のチェックです。目で見えるところがきれいだからといって検査の手を抜くことは危険です。もちろん内覧で指摘された不備な個所を正常にするのは工事会社の責任で、費用は発生しませんから、どんどん不備な点を指摘、あるいは質問するようにしましょう。

 

注文住宅の内覧では土台や配管もチェックする

注文住宅では一応完成の段階で引き渡しの前に内覧があります。つまり出来具合をチェックすることであり、ただ出来栄えを眺めるだけではありません。期待していた通りなのは表面だけだと思いましょう。肝心なのは家の基本構造に不備な点はないかを検査することです。土台は問題ないか、柱や梁は大丈夫か、電気、ガス、水道、下水道、電話などの配管はきちんとなっているか、床下に工事の残骸が残されていないか、漏水はないか、などなど普段は目に触れることがない箇所のチェック・点検が重要です。

内部を見ることがこの段階での施主の義務となります。建築関係には疎いという場合が多いのですが、自信が無い場合はお金を払って専門家の建築士に見てもらいましょう。第三者の目で見てOKなら安心できます。第三者の目で明らかな不備と判断されたら、必ず不備を整備してもらいましょう。しばしばあるのが、住んでからしばらくしていろいろな不具合が見つかることです。それは対応してもらえる時とそうでないことがあります。特にある程度の月日が過ぎてしまうと工事担当側は責任をとらないようです。施主は建築の最中にいつでも工事現場を見ることができます。毎日でも構いません。施主が工事現場を見ることを施工会社は断ることはできません。そのうえでの内覧であれば、施主はかなり勉強していますから、確認作業で済むでしょう。その時に第三者の目があれば、さらに良いことは当然です。住んでしまってからの対応ができないわけではないようですが、生活に不便を来しますし、有料での変更修理になる可能性があります。