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スタッフブログ・家づくりコラム
2018.11.22

注文住宅の流れは土地探しから建築完了・入居まで

  • 家づくりコラム

注文住宅の流れは土地探しからはじまる

注文住宅の流れは、土地探しから始まります。土地が無いことにはどうにもなりません。ただし、住みたいところでの土地探しになりますし、予算と見合った場所でなければなりません。

大切なことは昼間と夜間の周辺を含めた治安や日射し、騒音などに配慮することです。予算面では、ローンを組む時と、注文住宅の建設費用を綿密に計算しなければなりません。

土地購入では、売買契約書その他の書類をしっかり確認することが必要です。ここで詐欺に遭ったりしますし、担保物件をつかまされるリスクがあります。

万事がクリアできたら、工務店を選びますが、地盤の軟弱度などは別途確認しましょう。地盤改良が必要の場合は、別途思わぬ出費になります。

次に、工務店と工事請負契約を結びます。特別なこだわり住宅の場合は、建築家に設計を依頼します。基本設計図ができてから、実施設計図が作成されますが、この段階でコスト調整を行います。なお、建築確認申請後に設計変更をする場合は、再申請が必要です。建築工事費が決まった段階で住宅ローンの申し込みをします。

いずれの段階でも印紙税などと、前金などの費用が発生しますが、着手金は通常では全費用の3分の1程度とされています。この費用分の自己資金があれば一番良いでしょう。

ローンの融資がすぐに実行されないこともあるようです。いずれの場合も、後になって実はそうではないと言うことがないように、きちんとクリアしてから前へ進むことが重要です。

言った、言わないということがないように書類を作成し、捺印を貰いましょう。そのためには些細なことでも漏らさずに質問をして、確認・納得をすることが大切になります。こだわりの部分は建築家と工務店とを交えて是非を確認しましょう。

 

注文住宅の流れで着工から工事完了が第二段階

注文住宅の流れの第二段階は、着工から工事完了までになります。

工事は、周辺の住宅には思ったより迷惑をかけることがあります。特に建て替えでは、解体と更地が加わるので注意を要します。地縄張りをしてから、地鎮祭を行いますが、略式もあるので神主さんへの謝礼で費用が収まることもあります。

木造建築では、基礎、土台、柱、梁で骨組みをつくります。棟木を上棟する上棟式があります。この段階で昼間金の支払いがありますが、およそ全費用の3分の1です。その後、屋根と断熱、防水、屋根つくりと工事が進められます。外壁ができたあとで玄関や窓がつくられます。かなり家らしくなりますが、その後は電気やガス、水道や下水道の配管工事になります。塗装工事とタイル工事、設備機器設置と外構工事の後で照明器具その他の取り付けになります。この段階では注文の内容とあっているかどうかを目で確認しましょう。

実は住む身にとっては、この段階が重要なのです。その後、役所の担当者の検査があり、検査に合格してから、施主と工事責任者、設計者の立ち合いで仕上がりの確認があります。この段階では諸設備の動作確認を入念に行いましょう。もちろん、全体的に汚れや疵などをチェックしなければなりません。

なお、残金その他の支払いはこの段階で行います。工務店への支払いは前金、中間金と残金の三回が普通ですが、別途建築家への謝礼を支払うのは、話し合い次第になります。また、諸々の印紙税などが必要になることもあります。現金は、多めに用意することが望ましいと言えます。この段階で、入居前の実質的な注文住宅の流れは終わりです。

 

注文住宅の流れのゴールは新築住宅への入居

注文住宅の流れのゴールは、新しい住宅への入居です。竣工検査に次いで、引き渡しで鍵と書類一式を受け取ります。

続いて、新築建物の登記簿のための表示登記と権利書のための保存登記を申請します。更に、この段階で住宅ローンを申し込んだ金融機関と、正式なローン契約になります。これは融資をその前に受けていても、仮融資の状態だからです。なお、建物の所有権や管理責任が工務店から自分の手に移るのは引き渡しが済んでからです。同時に、保証料や登記費用、火災保険料と団体信用生命保険料、更にはローン契約の印紙税や融資事務手数料などを支払います。

つまり、注文住宅が完成したからと言って、すぐその日に住めるわけではないのです。この点が、分譲住宅との大きな違いと言えます。

なお、電気やガス、水道、電話などのインフラ設備は、それぞれの関係先と正式契約をしますが、これも大切なことです。

ちなみに、最近では地球温暖化抑止に寄与する太陽光パネルを屋根の上に載せますが、太陽光発電システムの設置工事は工務店と太陽光発電専門会社との間で話し合いをしてもらいましょう。どちらが先か、この段階で太陽光パネルを設置するなどは、工務店ではなく、太陽光発電専門会社の出番です。更に、売電をするなら、そのための手続きが必要になりますが、太陽光発電専門会社が代行してくれます。外壁に外断熱材が使われていれば、太陽光発電システムを合わせて、スマートハウスになり、光熱費の大幅な削減が期待できます。

そして、引っ越しを済ませ、一家が揃って新しい快適な住空間を我がものにすることができます。